2011/05/27(金) 14:28|お店訪問

名古屋へ行ってきました

ozonshop
 名古屋でオリーブ商品を扱ってくださっているオゾンさんです。
 佐藤商店さんからの宮城の産品も売っています。

 5月14日と15日、名古屋でフェアトレードイベントに参加しました。結局、3月に予約していた飛行機に乗ることはできず(欠航扱い)、新幹線で向かいました。地震前は東京〜仙台の早い新幹線は1時間40分でしたが、まだどの便も2時間半かかります。
 3.11で時間が止まって今までの生活と地震後の生活がつながっていないと感じていたので、名古屋に行くまでは気持ちを切り替えてパレスチナの生産者のことを話せるか不安もあったのですが、行ってみてむしろ、パレスチナ・オリーブの仕事の意味を再確認できました。皆さんに、具体的なパレスチナの「人」「生活」を感じたと言って頂き、良かったです。15日には簡単なパレスチナの料理もみなで食べましたが、「食べる」のはより身近に感じる、という声も多かったです。
 14日のトークの始めには、これまで一方的に「支援」するわけではなく「お互いのエンパワーメント」と思ってフェアトレードの活動してきましたが、それでも今回のように地震に遭遇し、全国の皆さんからサポートを受けるようになるとは、想像したこともなかったことも伝えました。主催者の一人の方も、「震災前にトークを聞いた場合といまでは受け取りは違ったと思う。いまは、自分もサポートされる側に回る可能性があるということが具体的に想像できる」と言っていました。
 主催の「中部フェアトレード振興協会」「地域国際活動研究センター」にかかわるオゾンの杉本さんにお会いでき、フェアトレードのこと、原発のこと、いろいろお話できたのも嬉しかったです。80年代からフィリピンの民衆支援などをしてきたベテランの杉本さんたちとフェアトレードに関心を持つ若い人たちが自然に一緒に活動されているのがいいなあと思いました。
 パレスチナ・オリーブのお取扱店の皆さまと、普段、メールや電話、FAXでやり取りしながらどんな方かと想像していますが、お会いしてお店を見て、というのは全く違います。勉強にもなります。また、皆さん工夫した商品説明のポップを付けて並べてくださっており感激です。1年に5店ずつ程度しか行けないのですが、いつか全国のお店を全部回りたいと思っています! 宮古島と石垣島のお店が一番遠いです。

 ところで、イベントの後、取材に来ていた記者さんに「震災の影響で、国際協力への関心が下がっている/下がると思いませんか?」と尋ねられました。考えていなかったので戸惑いました。私は、むしろ、今まで国際協力やフェアトレードに関わっていた方は、国内の被災者支援にも対応が早いと感じていました。国際協力に限らず、何かの活動をしていた人はネットワークがあります。仙台でも、例えば、野宿者支援をしていた皆さんは、炊き出しの道具もノウハウもあり、地震直後から炊き出しや物資の配達で走り回っていました。どこの団体で活動していなくても、個人同士の支え合いもたくさんありました。むしろ、様々な「支援活動」(いい言葉が思い浮かびません)が他人事でなくなって、いい方向に変わると思いますが、どうでしょうか。

 一方、県外から沿岸地域にボランティアに来ていた人たちが「私たちは、帰れば普通の生活があって、複雑な気持ち」と話していました。私がパレスチナから帰るときにも同じように考えることがあります。そして、名古屋から仙台に帰るときには、普通の場所から自宅がある被災地に向かうというのが奇妙な感じでした。新幹線の途中の福島駅では、マスクをした母子が降りるのを見て、なんとも表現できない気持ちになりました。
この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=23


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