2014/02/19(水) 02:52|その他

大雪(2)

 ご心配のメールなどいただいていますので、報告です。
 以下は、2月17日に書いたものです。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ほんと、皆さま、ご心配ありがとうございます!
 私は甲府脱出。 自宅を出てから12時間、夜中に成田空港近くのホテルに着いたのだから、結果的には上出来だと思います。

 私たち、また「被災者」になってしまったの?
 また、陸の孤島から脱出?

 一切の電車が止まって、閑散とした駅。閉まっている駅ビル。ガソリンスタンド渋滞。 いつか見た風景。
 何が楽しくて、震災を追体験、、、と思いましたが。また、唯一の脱出ルートから出てこれたのだから、不幸中の幸い。
 お米と野菜があって、電気ガス水道があるのだから、うちは食糧は問題なし。 震災の時に生野菜をかじっていたのとは違う。 (震災時、人参スティックも、白菜とりんごのサラダもけっこうおいしかった。サバイバル生活自体は苦手じゃないのです)
 いま甲府のパン屋さんが小麦粉のストックがある限り作ってくれているのも、震災時の仙台と同じ。
 だけど、私は、本当は17日のお昼の飛行機に乗るはずだった。脱出しないといけない。でも、甲府周辺の全ての交通機関はまだ、止まっている。中央線再開の見通しはなかったけど、今日中に動くかも、とかすかな期待で駅に向かいました。
 タクシー会社はどこに電話してもつながらないから、スーツケースを引っ張って駅まで歩く。人一人が通れる幅しかないから、ときどきスーツケースを抱えて、雪で転びそうになりながら歩く(人が通れる幅には、みんなが雪かきしてくれたのだから感謝です)。車社会の甲府だから、いつもは歩いている人をあまり見かけないけれど、今日は、買い出しに歩いて出かける/帰ってくる人をたくさん見かけました。
 物資は少しずつ入り始めている。
 駅にいくと、どの方面にも電車が再開する見通しは全くない。明日の朝動くかどうかもあやしい。駅の人は、中央道の再開の方が早いのではないか、と言う。しかし、高速バスも、今日、明日の全てのバスの運休が決まっているとのこと。ただ、 今日は除雪などの緊急車両、物流のトラックを見かけるので、中央道は特別車両は通れているのではないか、ということらしい。国道20号線は全く通行の見通しはない、という話も聞く(HISの皆さん、アドバイスいろいろありがとうございました。いろいろフォローしてくれて驚いたくらいです) 。
 では、中央道(高速道路)が動き次第、中央線(電車)が動いているところまで行ってもらおうと、タクシーと相談。駅にはタクシー待ちの列ができていたから、話をするタイミングはしばらく待ったのだけれど。そして運転手さんがいろいろ調べてくれたけれど、情報なし。他にタクシーを待っている人もまた増えてきたから「東京方面に行きたい方、いらっしゃいませんか?」と声をかけた。
 そうしたら! 「県道9号線が通れるようになりました。電車が動いている身延駅までタクシーで行って、身延線で静岡方面に出ましょう」という、貴重な情報を持っている方がいらっしゃいました。県道のことは、県の担当部所が知っていると、担当の事務所に何度も電話して、5分前に9号線が通れるようになったことを確認したという。大人4人で相乗りして、2時間弱で身延駅に着きました。(その他にも成田空港に行きたいという方がいらして、その人も私たちの話を聞いて身延駅にタクシーで向かいました)。
 東京方面の国道20号線も、静岡方面の国道52号線も通行止め、本当に他に通る道はなかったのです。 車一台通るのがやっとで、対向車線から車がくると交代で通ったりしてでしたが、ひどい渋滞もありませんでした。これも震災時と同じ。最初は、その道が唯一の脱出ルートだと、気がつかれていないのです。情報がちゃんと伝わっていない。確実そうな情報を集め、判断する。当座のお金を持っている。それは恵まれていることだと改めて感じました。帰るのも大変だったろうに、行ってくれた運転手さんにもすごく感謝です。
 丸3日間、全ての交通機関が止まっているのだから、「脱出」が必要な人は他にもたくさんいるはずなのです。 不通になっている、甲府から身延までの身延線の線路は、全く除雪されずに雪に埋れていました。再開までは長くかかりそうです。 静岡方面に来ると、全く雪はなく、電車も時間通りに運行していて、全くの日常。 これも、震災時を思い出しました。山形空港でおにぎりを食べていた人がいた衝撃。だから、私は、父子避難させて、山形で食糧や薬を買い込み、仙台の避難所に持って行った。 (ただ、今度甲府で被災したら、支援活動なんてしないで息子とさっさと避難しようと決めてます)
 長々と個人的な報告でした。
 また雪の予報もあって、心配が続きます。 皆さま、山梨をよろしく!って、行く交通手段がないのですけれど。
 小学校は明日も休みです。甲府の皆さま、雪かき手伝わないでごめんなさい。

追記:自分のことばかり書いてしまいましたが、山梨県は農業(果樹含む)を中心に多くの被害が出ています。

 
この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=68


2014/02/19(水) 02:39|その他

大雪(1)

 大雪の影響で、2月14日に出荷した商品のお届けが遅れているようです。 配達状況をお知らせできず、大変申し訳ありません。
 以下、2月16日に他で書いたものを少し直しました。

 お問い合わせが多いので、報告です。
 114センチを記録した甲府の積雪(これまでの最高記録は45センチくらいだったそうです)。 完全に震災の時と同じ、陸の孤島です。鉄道・道路(高速バス、路線バス)全てが止まっています。除雪車も何にもないのですから(今日はブルドーザーが少し走っています)、道路もただのけもの道です。子どもたちはおおはしゃぎの一方、大人はひたすら人力で雪かきです。基本、歩いてしか移動できません。 震災を思い出すのが、とても嫌な感じです。スーパーやコンビニの棚も空っぽ。
 「今度何かあったら、長野を抜けて日本海側に出て関空から海外に行く」と決めていたのですが。自家用車も動けないとなるとどうにもならないことがわかりました。(今回、高速道路だけでなく、国道20号線なども通行止になっています) 1000年に一度の地震/津波とか、1000年に一度の(?)大雪とか、もう嫌です。(津波も大雪も止められないけど、原発は止めよう! 被ばくも減らそう!)

 はい。あらゆる手段を考えましたが、成田空港にたどり着けません。
 新潟生まれ育ちですから、小学生の頃は、毎日、雪に埋もれて、靴下をびしゃびしゃにして。わざわざ、ぬかるむ田んぼの上を歩き、よく雪の田んぼの中に埋まっていました、なのですが。(冬の田んぼを歩くのはむにょむしょにして楽しいのです。)
この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=67


2013/09/02(月) 10:25|その他

「アメリカのシリア内戦介入に反対する」共同声明

 宮城情報を得るには(2)を書き損ねているのですが。
 緊急事態なので、まず、こちら。共同声明を出しました。
 シリアが「内戦」状況になって2年。何もできないでこういう事態になってしまいました。何ができたのだろう、何ができるのだろう、わからないままだけれど、とにかく意思表明です。
(でも、最近、世の中、「緊急問題」だらけでどれからどう手をつけていいのか、わからないくらいです)
 昨晩の段階で、オバマ大統領送付済み、、駐日アメリカ大使館、駐日フランス大使館、阿倍晋三首相、岸田文雄・外相、小野寺五典・防衛相へこれから提出です。


A Statement Against the US Intervention into Syrian Civil War
September 1, 2013

The Obama administration of the United States is going to intervene into the Syrian Civil War.  They say that the Syrian government forces, in the 21st August attacks against the rebel, used chemical weapons, which caused some 1500 deaths including many civilians.  The Americans, they say, are going to attack the government forces in order to punish the regime and protect Syrian people from their brutal oppressor.

We are totally opposed to the US intervention into the civil war.  

First, it is still unknown who used what kinds of chemical weapons for what purposes.  Finding the facts about this matter is the mission assigned to the UN inspecting team which has recently operated in the area where the alleged attack happened. Why cannot the Americans wait until the commission's report is published?  

Second, the military attacks against the Syrian government forces by missiles, bombers and so on will not help Syrian ordinary people who have suffered from the  prolonged internal conflict, whether the allegation on the chemical weapons is true or not.

The international community is nowadays very much suspicious of what the US claims for military interventions.  We know the Bush II administration started the Iraq War ten years ago using the pretext that Iraq at the time had stockpiled mass destruction weapons. Nowadays, most of the people in the world know their excuse was totally a lie.  Mr.Obama, you yourself was the person that won the Presidential race criticizing that dirty war.  You must, at least, wait to see the findings by the UN commission before you judge on this matter.

We are entirely opposed to the US military intervention into Syria even if it turned out true that the government forces have used chemical weapons.  For, the US intervention will have nothing to do with protecting Syrian people from their suffering.  It will just prolong the devastating civil war and cause more misery.  The prolonged civil war will cause fragmentation of Syria where various armed groups will fight each other like they did Lebanese civil war before the Ta'if agreement.

Look at Afghanistan, Iraq and Libya after the US and others' military intervention in this century.  What did happen after the central government collapsed with the US intervention?  We know those Middle Eastern regimes toppled down due to the US intervention were neither democratic nor humanitarian.  We do not deny that.  And we do not think the Syrian regime of today is democratic and humanitarian at all.  But, the facts show that the US and Western Powers cannot bring those countries democracy, peace, stability and betterment of the people's lives there by force.  The intended intervention into Syria will only create another war-torn country in the region, bringing endless armed conflict and misery.  The impact of destabilization of Syria will be tremendous, and it may cause turmoil in the whole Middle East.  And it
may threaten the whole world.

We condemn every party who violates the international humanitarian laws,including the use of chemical weapons, in the internal war in Syria.  This is one thing. But, outsiders' military intervention into the conflict is another.

We, the undersigned, are totally opposed to the planned military intervention by the US and others.  We also strongly urge Japanese government not to support nor "understand" the military attack by the US and others. 

Al-Jisr - The Bridge (Japan)
Midan: Dialogue for Palestine (Japan)
Palestine Forum Japan (Japan)
Palestine Olive (Japan)


以下、日本語訳です。

声明:アメリカのシリア内戦介入に反対する
2013年9月1日

アメリカのオバマ政権は、シリア内戦に介入しようとしています。オバマ政権によれば、シリア政府軍は、8月21日の反乱軍に対する攻撃で化学兵器を使い、その結果、多くの一般市民を含む約1500人が殺されたということです。アメリカ政府は、シリア政権に対する懲罰、そしてシリア国民を残酷な抑圧者から救うために政府軍を攻撃するのだと言っています。

私たちは、この内戦にアメリカが介入することに、全面的に反対します。

第一の理由は、誰が、何のために、どのような種類の化学兵器を使ったかが、まだ分かっていないということです。本件について事実を究明するのが、国連調査団の役割であり、彼らは、最近、このような攻撃があったと言われる地域を調査しました。アメリカ政府は、なぜ、調査団の報告が出るまで待てないのでしょうか。

第二の理由は、シリア政府軍に対する、ミサイル、爆撃機、その他による攻撃は、長期化している内戦に苦しむシリアの人々を救うことにはならないということです。これは、化学兵器が使われたか否かを問わずに言えることです。

今日、国際社会は、軍事介入を正当化するアメリカの主張に、強い疑いの眼を向けています。ブッシュ・ジュニア政権がイラク戦争を始めたとき、その理由は、イラクが大量破壊兵器を溜め込んでいるということでした。現在、これが真っ赤な嘘だったことを、世界のたいがいの人々が知っています。オバマさん、あなたは、この汚い戦争を批判して大統領選挙を勝ち抜いたのではなかったのですか。少なくとも、あなたは、国連調査団の報告が公表されるまで、判断を保留すべきでしょう。

私たちは、仮にシリア政府軍が化学兵器を使ったことが明らかになったとしても、アメリカのシリア軍事介入に反対します。なぜなら、アメリカの介入は、シリアの人々を苦しみから救うことと何の関係もないからです。このような介入は、破滅的な内戦を長引かせ、さらなる苦しみを生み出すだけです。

今世紀にアメリカなどの軍事介入が行われたアフガニスタン、イラク、リビアで起きた現実を見てください。これらの中央政府が解体した後で何が起きたでしょうか。アメリカなどの軍事介入で倒壊した中東諸国の政権が、民主的でも、人道主義的でもなかったことは、よく知られています。否定できない事実です。また、私たちは、シリアの現政権が、民主主義や道主義から程遠いことをよく知っています。しかし、アメリカや西欧諸強国の武力が、こうした中東諸国に、民主主義も平和と安定も、人々の生活改善も実現することができなかったのは厳然たる事実です。シリアへの軍事介入が行われれば、この地域にもうひとつの破綻国家をつくり出し、際限ない軍事衝突と人々の惨めな生活をもたらすでしょう。シリア不安定化の衝撃は際限ないものとなり、中東地域全体を混乱に巻き込むでしょう。それは、世界全体の平和と安全を脅かすものとなるかもしれません。

私たちは、シリア内戦で、化学兵器使用など国際人道法を犯す者は、誰であれ非難します。しかし、このことと、外部者の内戦軍事介入の是非とは、別問題です。

私たちは、連名で、アメリカなどが計画している軍事介入に断固反対します。また、日本政府に対しては、アメリカなどの軍事介入を支持したり、「理解」を示したりすることのないよう、強く求めるものです。


アル・ジスル−日本とパレスチナを結ぶ
パレスチナ・オリーブ
パレスチナの平和を考える会
ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉

この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=65


2013/07/25(木) 00:33|その他

辺野古

 前回の記事「沖縄とつながる」は多くの方に読んで頂いたようで驚きました。「いいね!」を押してくださった方が多くて嬉しかったです。今日は辺野古とのつながりの話。辺野古は何回か案内して頂いて行ったことがありますが、(たぶん当時3歳の息子と一緒に行った2007年以来)毎月、NO BASEを郵送して頂いています。

 辺野古での基地建設のために沖縄防衛局が埋立申請を沖縄県に提出しました。そして、沖縄県による埋め立て申請の告示・縦覧が6月28日からから7月18日まで行われ、「利害関係人」は意見書を出すことができました。いくつもの市民団体から、みんなが利害関係人、辺野古の海を埋め立てないように意見を出しましょう、と呼びかけられていました。
 私も、書かなくっちゃ、と思いながら、日々の忙しさにまぎれて、のびのびにしていましたが、最終日にギリギリ出しました(当日消印有効)。「生物多様性」の方のサイトに琉球新報や沖縄タイムスの記事が載っています。2000通を超える意見書が出されたそうです。

 選挙前。全国的な報道になってもいいとこですが、これって、日本の問題ではなくて沖縄の地域課題と思われているのでしょうか、、、!? (震災が地域課題にされてしまったように!)

 ギリギリで手早く書くにも、2011年6月11日の河北新報の社説を引用しながら、意見書を書きました。記事をアップするのはあまり良くないのでしょうが、いま河北新報のサイト上に見つけられないので、載せてしまいます。


***************************
東日本大震災 被災3ヵ月/東北の位置付け変え自立を

河北新報 社説 2011年06月11日土曜日

 中心に居ると、周縁が見えない。国を治める者にとって地方は政策遂行のための客体であり、地元の意向はしばしば無視される。
 中心の身勝手さの例としては、被災地の苦悩を顧みることなく繰り返される不毛な政争を挙げるだけで十分だろう。

 大震災から3カ月、おぼろげながら見えてきたことがある。東北は国策に翻弄 (ほんろう)されている。過去も現在も望まない役割を背負わされ、日本を下支え してきた。震災は国土構造のゆがみを白日の下にさらした。

 日本の中の東北の位置付けを変えずして、本格的な復旧・復興などあり得ない。 東北の自立を主張すべき時だ。

 仙台から南へ約1800キロ。在日米軍基地の75%が集中する沖縄で、こんな声を 聞いた。「今こそ沖縄から被災地支援を」

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先として日米両政府が想定する名護市 辺野古地区。海上ヘリ基地建設に反対する人たちが5月初めから、「米軍への 思いやり予算を凍結し、被災地支援に充てよ」と、署名活動を始めた。

 米軍駐留経費の負担について今後、日本側が5年間にわたり現行水準(2010 年度1881億円)を維持するという協定案が成立したのは3月31日のこと。 同じ額を被災者支援に回せば、50万人に毎月5万円を3年間支給できると反対協 の人たちは訴える。

 共同代表の安次富(あしとみ)浩さん(65)は「被災者が苦しんでいるこの タイミングで思いやり予算をもらって、オバマ米大統領は恥ずかしくないのか。 基地も原発も、アメ(カネ)で地元をがんじがらめにするという点で根っこは同じ」と 明快だ。既に6千人以上の署名を集めた。

 片や文字通り基地を提供することで日本の安全保障を支え、こなた電気や食糧、 人材を首都圏に供給する「基地」として。沖縄と東北が戦後、たどった道は 酷似している。

 震災発生から3日後、沖縄の地元紙・琉球新報は河北新報の社説を引用しながら 「共助の精神は、独り東北地方だけのものではないはずだ」と訴えた。沖縄が 東北の窮状に共感するのは単なる偶然ではあるまい。

 沖縄国際大の佐藤学教授(政治学)は「人ごとの論理が、基地問題も原発問題も 見えなくしてきた」と指摘する。本土にとって都合の悪い基地は、沖縄の民意が どうあろうと押し込めておく。ネオンこうこうと輝く不夜城東京も、電源地帯に思いを 致すことなどしてこなかった。

 平和を望むが、基地は要らない。電気は欲しいが、原発は来てほしくない。 「人ごとの論理」とは自己中心と同義語である。地元にもたらされる公共事業と雇用、 わずかばかりの補助金がそうした矛盾を覆い隠し、都市と地方を分断してきた。

 一向に動かない基地問題にいら立ち、沖縄では「差別」と捉える見方が広がって いる。地方を踏み台にした国の繁栄など私たちは望まない。物言わぬ東北から 物言う東北へ。大震災からの復興を歴史の転換点としたい。

***********************
この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=63


2013/06/13(木) 21:32|その他

沖縄とつながる

 名古屋でのトーク、その道中での岐阜のお店訪問の報告も書きたいと思っているのですが、順番に書こうとするといつまでたっても書けないので、先に、沖縄とのつながりでお知らせあれこれです。

(1)
 ブログでも何度か紹介していますが、震災以来、京都の友人とのつながりで(主に京都の皆さんからのカンパで)、沖縄・伊江島のお野菜を仙台・宮城に送って頂いています。この春も、たくさんのよもぎやお野菜を送って頂きました。→はなつちの会
 はなつちの会の京都メンバーも来て、6月29日(土)には大河原(宮城県南部)で、30日には仙台で、矢ケ崎先生とのお話会があります。

 このつながりの中で伊江島からオスプレイのことも聞いたりしています。
 音も聞こえないけど、人間の体はかなりのストレスにさらされる状況で、あらゆる体調を引き起こす。でも、健康被害との因果関係を簡単には証明できない、まず自分たちで計測していくしかない。そんなところが放射能被害と似ているね、なんて話もしています。
 普天間基地近くに職場がある知人も、オスプレイによる低周波騒音が1時間以上続いたりすると、部屋にいるだけで苦痛だと言っていました。

 低周波勉強会の新聞記事が、わびあいの里ホームページに載っています。

以下、伊江島からの報告です。
***********
 新たな基地被害、放射能のような低周波。

 低周波は、爆音と違って、人間の耳で感知出来ないほどの低い周波数ながら、ものを動かすほどの力がある。(音が聞こえないのに、ガラス戸がカタカタなるなど)
 低周波音が大きいとされるオスプレイ配備以後、体調不良を訴える人が増えている。
眠れない、イライラする、動悸がするなど。
 弱い人に被害が及ぶようで、子ども、動物、ペースメーカーの人、不整脈が起きた人。パニック障害が重くなる・・・また低周波測定の基準値も「鈍い人」を基準にしているため、敏感な人の声は「問題ない数値だ」で片付けられる可能性がある。

 オスプレイは「アメリカ的かっこよさ」を追求しすぎるあまり、安全性などの問題は不十分過ぎる。(沖縄配備が実験なのか)
 コップピットで、最高に高い数値がでている研究報告もあり、パイロットは相当なダメージを受けているはずで事故が相次いだ背景にはこうした事も関係しているのではないかとの見方もある。

 アメリカ人は、「音は出してもいいもの」と思っている所があり、何も言わなければ、本気でうるさくないのだと思ってしまうふしがあると、平和市民団体「ピースフルスカイズ連合」会長のキャロル・ミラー氏が証言している。

 また、宜野湾市内の保育園が防衛施設局(当時)に防音工事の補助を申し入れたところ、認可外ということで「補助の対象外」と断られた。
 この件に対して、渡嘉敷教授は施設整備は、最低限の大きな教育・保育環境だ。児童への影響は、行政がきちんとモニタリングして、問題解決の方策をとるべきだ。国策で沖縄に米軍基地があり続けることで生じる弊害が、子どもに影響を与えているなら、それは政治の責任だ。全国一律の補助制度であっても、置かれている環境は全国一律ではない。沖縄独自の対策が必要。今すぐ米軍基地を撤去出来ないのは、日米両政府の政治問題。そのために周辺住民に影響が及ぶなら、問題解決のために手当を国は尽くすべきだ。(琉球新報2013・05・21)と話している。

**********
(2)
 一緒に「はなつちの会」をしている鳥山さんが3月に本を出しました。
鳥山淳『沖縄/基地社会の起源と相克: 1945-1956』勁草書房
 まだ読み終わってないので、あとで紹介を書きます!

(3)
 「はなつち」とは別件です。友人が沖縄オルタナティブメディアをやっています(辺野古〜高江とずっと運転して案内してもらったこともあります)。4月からNPO法人になって、リニューアルスタートしていますが、会員数がまだ少ないようです。興味のある皆さん、入会よろしくお願いいたします!(私自身は「サポーター」メンバーになりました)。
 沖縄の切羽詰った「現場」。本土までなかなか伝わっていないな、と思います。

以下、サイトより抜粋
**********
 OAM(沖縄オルタナティブメディア)は、沖縄発の、既存のメジャーメディアに対するオルタナティブ(代替)メディアです。新聞やテレビが報道しない沖縄の情報を、現地からお届けします。
 メジャーメディアでは時間的、空間的、またその他の制限があるため、情報が短く、早く、「分かりやすく」加工されてしまう傾向にあり、残念ながらその出来事の原因や背景、人の感情など、大切なことが排除されがちです。
 我々は独立メディアであることを活かして、私たちが本当に伝えたい、知りたい情報を伝えていきます。
 OAMは、news(新しい)に対して、じっくりものを考えることを促す「slow media」を目指します。
 基地問題を含む「沖縄問題」の多くは、日本全体の重要問題です。
 過去にはインターネット新聞「JanJan」「オーマイニュース」に数多くの記事を寄稿し、ブログでも精力的に発信している24wackyこと代表・西脇尚人をはじめとするOAMと皆さんで問題を共有し、考えていきたいと思います。
**********
この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=62


2012/08/29(水) 16:00|その他

パレスチナ映画/震災映画

 『壊れた5つのカメラ』が9月下旬から日本で公開されるのに先駆けて、二人の監督が来日してのトークイベントが、8月30日(木)〜9月2日(日)に東京、浦安、大阪で行われます(詳しい時間と場所はサイトでご覧下さい)。
 パレスチナ・ビリン村(ヨルダン川西岸地区)に暮らす村人が、息子の誕生で手に入れたビデオカメラで、隔離壁の建設などに抗議する非暴力直接抵抗運動を記録していく。それを描いたドキュメンタリー映画です。ビリン村で農業を営んでいたイマード・ブルナートさんがカメラを持ち、イスラエル人監督のガイ・ダビディさんと共同で作り上げています。そのお二人が来日する貴重な機会です。また、各地での劇場公開が始まりますので、チェックしてみてください。

 話変わって。
 たくさんの震災映画の公開が始まりました。宮城の津波被災地を撮ったもの、福島の原発事故災害を撮ったものがほとんどのようです。私は、申し訳ないけれどまだ映画を見る気持ちにはなれず、震災映画はほとんど見ていません。どこかから誰かがやってきて、撮って作品にしていく。決して否定するつもりはありませんが(本当です)、複雑な気持ちになります。もちろん、一度来て撮っていく人、定期的に通って撮った人、住んで撮った人、震災前から被災地に繋がりがあった人、なかった人。立場も撮り方も様々でしょう(見ていないので内容はわかりません)。でも、どこかで、地元の人が撮ったものなら見てみたいかな、と思ってしまいます。偏見だとは自覚しているのですが。そして、地元の人が映像なり何なり作品を作っていくのはまだ早いのだろうな、、、とも思います。
 パレスチナも多くの人が訪れ、報道し、作品を作ってきている場所です。一方で、地元のパレスチナ人が撮った多くのドキュメンタリーやノンフィクションの映画も増えました。機材が手軽になって作品が増えたのか、DVDなどで簡単に見られるようになったので多くなったように感じるのかはわかりません。いろいろなパレスチナ映画(英語字幕付き)のDVDが通販などで買えます。

 話、ちょっとずれて。
 先週、『ポニョ』が全国的にテレビ放映されました。夏休みにジブリ作品を放送、、、よくあることです。でも、津波を思い起こすシーンがあるのに震災から1年半でもう放送してしまうなんて、とショックでした。『ポニョ』をさすがに震災直後に放送できたとは思えません(ちょっと調べたら、やはり放送禁止だったらしいです。自主規制でしょうけれど)。でも、1年半経ったら、もうそろそろOKと思われるんだ、、、ということがショック。私たちは「震災後」を生きていて(まだ「震災中」と言いたい面すらある)、でも、他の地域の人には過去のことなのかな、、、と。

 また話変わって。
 小説でも、地震・津波や原発事故に触れた作品が出始めています(これまた、ノンフィクションの「震災本」自体はまだ読む気がしなくて、ほとんど読んでいないのですが)。早いなあ、、、と思ってしまいます。「後から批判も出るかもしれないけれど、いま描かずにはいられなかった」というようなことを言っていた漫画家さんもいたので、それぞれ作家さんたちは、葛藤の中で書かれたのだとは思いますが。
 水村美苗さんの『新聞小説 母の遺産』。新聞連載中に震災が起きたので無視もできなかったのかもしれないですが、最後、震災が付け足しに使われたようで、なんだなあ、、、と思いました。『母の遺産』自体は面白く、また、かなりいろいろ身につまされて読んだのですが。
 高橋源一郎さんの『恋する原発』は、いかにも源一郎さんらしい(ちなみに私は20年以上の源一郎さんファンで、学生の頃はコンピューターの壁紙を源一郎さんにしたりしていました、、、)。

 一方、仙台在住の伊坂幸太郎さん。震災後しばらく何も書けなくなったけれど、ファンに「また楽しい作品を書いてください」って言われて、そうか、今まで通り、楽しい作品を書こう、と思った、とどこかで書いていました。震災を挟んでできあがったのが(2012年5月出版で、書くのに「2年半かかった」というから)『夜の国のクーパー』。とても良かったです。好きな作品です。震災を連想させるようなことは一つもないけれど、根底に流れるものが何かあると思います。家族やコミュニティの物語、と書くと陳腐になるけれど(むしろ、戦争の話なので「国家」のことを書いているのですが)。伊坂さんの作品には、やさしさとか、独特の正義感(登場人物が持つこだわりの?倫理観や正義感)があり。
 そして、まだ、読むのはきついかな、と手に取れていなのですが、俵万智さんの『風が笑えば』『俵万智3.11短歌集 あれから』は、近いうちに読みたいと思っています。俵さんは、原発事故により仙台から石垣島に避難移住しました(ちなみに俵さんの息子さんと私の息子は同い年、、、会ったこと全然ありませんが)。

 久しぶりのブログ更新なのに(だから?)、話がずれまくってしまいました。
この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=44


1

プロフィール

カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>

最近の記事

カテゴリー

アーカイブ

リンク

ブログを検索

others

モバイル

qrcode