2011/07/27(水) 14:35|震災

せんだいコミュニティカフェ準備室

  4ヶ月間以上本当に揺れっぱなしですが、ここしばらく、また余震の回数が増えている気がします。
 なかなか報告できていませんが、4月13日のブログに書いたように「コミュニティカフェをつくろう」と仲間たちとミーティングを重ね、まずカフェイベントを応援したりしてきました。これは、パレスチナ・オリーブの活動とは別に皆川が個人的にかかわっています。
 震災直後から、既存の小さなカフェが「避難所として、情報と物資の交換の場として、話をする/聞く場所として」大事な役割を果たしてきました。現在、人々が直接顔を合わせ、語り合い癒される場がますます重要となっています。
 文化・暮らしの復興の拠点として、人々が学び合い発信できる「場」をつくりつないでいきたい。実店舗のコミュニティカフェをつくろうと、いま、資金を募っています。よろしくお願いいたします。
 口座記号番号:02240-4-133768  加入者名:カフェ・パーチェ

 口座名は「カフェ・パーチェ」ですが、現在、「せんだいコミュニティカフェ準備室」の名前で活動しています。(ブログは作ったばかりでまだ中身がないです。これから掲載していきます)

 カフェの場所については、街中で安く借りたい、ということを別にしても(←重要ですが)難航中。飲食店の廃業による空きも出てきているのですが、震災の影響で物件の判断が難しくなっています。どの建物も大なり小なりの被害を受けていますが、壊すところ、補修に入るところ、無理に使うところ(?)などがあります。例えば「広さは少し足りないけれど場所はいい、価格も手頃。でも、ビルが傾いている、、、」というとき判断に迷います。

 最近の動きをちょっと紹介します。

(1)沖縄ナイト
 7月14日、たまには放射能フリーご飯ということで、第1回目の沖縄ナイトをやりました。京都の友人が関西でカンパを集めてくれて、それで沖縄・伊江島のお野菜を買う、というしくみになっています。
 特に小さな子どものいる家庭で、(放射能汚染地域からの食材ばかりで)買える食材がない、何を食べたら良いのだろう、、、とストレスをためている人たちがいます。また、「仙台は沿岸地域に比べたら何でもないから」と頑張り続け、沿岸支援にも行って、疲れをためている人もいます。
 そこで、「一食でも安心して、楽しんで食べてほしい」そんな気持ちで、関西の友人が企画し、野菜代金のためにカンパを集めてくれました。
 1回目なので、まず、コミカフェ準備室を中心としたメンバーで、沖縄音楽を聴きながら、もずく、アーサ汁、ゴーヤチャンプルー、ソーメンチャンプルー、島らっきょう、ミミガー、ラフテー、サーターアンダーギーなど、書ききれない沖縄料理を存分に楽しみました。私にとって、自分が楽しむ企画は震災後初めてでした。オリピンビールなども飲みながら、交流を深めるいい機会になりました。
 お野菜は「わびあいの里」のスタッフの方から届きました。阿波根昌鴻さんの思いからつくられたところです。阿波根昌鴻さんについては、ぜひ岩波新書の名著、『米軍と農民』をお読み下さい。豊かな土地を米軍に取られ、立ち上がった人々の記録です。パレスチナの人々とも重なります(ところで奇遇にも、若き阿波根さんが学んだ京都の一燈園で、いま、再避難中の私の息子が学んでいます)。
 2回目以降は、親子で参加できるような企画も立てて行きます。

(2)ぶんぶんカフェ
cake
  7月17日の第4回ぶんぶんカフェ。「せんだいコミュニティカフェ準備室」からの差し入れという形で、石巻で被災されたカフェ「茶ろん もも」さんに作って頂いた「空豆とクリームチーズのパウンドケーキ」(写真)を持って行きました。もう、おいしくって、、、。場の雰囲気もほんわかしました(「茶ろん もも」さんの「福幸の芽」ついてなどは、また別投稿します!)。
 ぶんぶんカフェは、震災前の2月、第2回東日本6ラプサミットで誕生した集まりです。震災後は、放射能が不安だけれど話ができる人が周りにいなくって、、、という人たちが、何でも話ができる貴重な場になりました。
 ぶんぶんカフェに限らず、震災後のカフェイベントで、パレスチナ・オリーブへの支援で頂いた紅茶、コーヒーなども使わせて頂いています。

(3)暮らしのシェア
 来週から、およそ月に1回。わすれンTVの一つ「暮らしのシェア」に、仙台コミュニティカフェ準備室が協力していきます。震災以来、生産者や個人店主がどのように対応してきたかを伺いながら、これからの生活のあり方を考える連続トークです。
 「3がつ11にちをわすれないためにセンター」は、震災で、一人一人の市民が何を体験し、どう行動してきたかを記録していま。普通の暮らしの中に襲ってきた震災。それが見えるいい記録だとおもいます。県外の方にもぜひ、見て頂きたいです。


以下、通信『ぜいとぅーん』45号(6月3日発行)から、一部抜粋・修正したものです。

* * * * *
編集後記:御礼

 パレスチナ・オリーブへ物資やお見舞い、応援メッセージをくださった皆さま、どうもありがとうございました。そして、皆様とのつながりや皆様からのご注文が励みになることを改めて実感しました。宅配便が再開して多くのものが届き、正直、どうしよう?と思ったこともあったのですが、どれも有効に使わせて頂くことができました。本当にどうもありがとうございました。

物資
 →パレスチナ・オリーブの周辺で(スタッフ、友人・知人)
 →カフェを通じて必要な方へ(沿岸地域から仙台への移住者など)
 →イベントやミーティングの場のお茶菓子に
 →知人を通じて沿岸地域へ(石巻市、気仙沼市)

資金
 →友人・知人たちがサポートしている沿岸地域支援活動経費として(石巻市、大槌町)
 →コミュニティ・カフェ準備金として

 道路が少しずつ復旧しガソリンも手に入るようになり、仙台近郊から個人的に沿岸地域の友人・知人を訪れサポートしている人から話を聞くようになりました。被災地では、日々必要なことが変わるので、必要な物を必要なときに必要な場所に届けることの難しさがよくわかります。 そして、結局、大きな団体より個人のつながりの方が小回りが利くので、宮城県では被災者が被災者をサポートしているような状況です。「明日、行ける」と思ったときに連絡してそのとき必要なものを買って持っていく、そんなことが一番いいようでした。
 皆様から頂いた物資やカンパの一部を、(自らも被災者である一方で自腹を切って活動している)宮城の友人・知人による沿岸サポートに回させて頂きました。パレスチナ・オリーブ自体では直接の沿岸支援は行っておりませんので、現在、沿岸支援のための物資・カンパは募集しておりません。

* * * * *

今日のこぼれ話:知人から、震災後にマンションの立体駐車場からしばらく車を出せなかった、という話を聞きました。まだ車を取り出せていない立体駐車場もあるのだとか。確かに、停電の間は動きませんし、故障しても直すのが大変そうです。でも、話を聞くまで思いつきませんでした。そういうことが数多くあるんでしょうね。

この記事のURL:http://himar-diary.jugem.jp/?eid=27



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