私も主催者側で参加予定です。
これ以上、日本が中東の人々に対して加害者であることを増やしたくありません。そして、中東は既に核問題を抱えています。
===以下、転送歓迎===
■緊急集会■
「原発? No, thank you!」ヨルダンの国会議員・弁護士は訴える
【日時】 1月16日(月)18時45分〜21時(18時30分開場)
【場所】 在日本韓国YMCA 9階国際ホール
(千代田区猿楽町2-5-5 JR水道橋駅より徒歩6分 →
地図)
【参加費】 800円(資料代込み)
※事前申し込みは不要です。直接ご来場下さい。
【発言者】
〇鈴木真奈美(フリーランス・ジャーナリスト)
〇モオタシム・アワームレ (ヨルダン国会議員/保健・環境委員長)
〇ジャマール・ガッモー (ヨルダン国会議員/エネルギー委員長)
〇ムナ・マハメラー (ヨルダン弁護士)
日本政府・原発メーカーがヨルダンに対する原発輸出計画を進めています。ヨルダンの建設予定地は内陸部にあり、40キロ圏内に首都アンマンがあるばかりでなく、100キロ圏内に人口過密なパレスチナの西岸地区がすっぽり収まってしまう場所で、大変危険です。原発には大量の水が必要なのに、ヨルダンではそもそも水が不足しています。ヨルダン渓谷は地震のリスクもあり、砂漠での太陽光発電を推進すれば、原発など必要ありません。また、日本国内で稼働中の原子炉の停止や廃炉が実現しても、原発輸出が続き、原発産業を取り巻く構造が温存されるなら、それは「脱原発」ではありません。
現在原発事故によって多数の「国内難民」が生み出されている状況は、1947-48年のパレスチナ人社会の崩壊とパレスチナ人の難民化(ナクバ)を思い出さずにはいられません。またヨルダンの人口はそもそも7割がパレスチナ人ですが、ひとたび事故が起これば彼らをさらなる難民化に追い込む原発の建設について、彼らの意思が問われることなく進められていくのは大変問題です。
上記の点はこれまで日本のなかでも指摘されてきましたが、ヨルダンの国会議員や弁護士のなかにも原発建設に反対している人々が存在します。彼らの声が直接日本社会に伝われば、現在の状況を変える大きな力になるでしょう。そこで1月14−15日の「脱原発世界会議」に合わせて来日するヨルダン国会議員2人と弁護士をお招きし、緊急の集会を開くことにしました。あわせて日本による原発輸出がもつ問題について、ジャーナリストの鈴木真奈美さんにお話し頂きます。
【発言者プロフィール】
〇鈴木真奈美(すずきまなみ/フリーランス・ジャーナリスト)
原水禁事務局国際、国際環境NGOグリーンピースで核問題、気候/エネルギー問題などを担当してきた。著書に『プルトニウム=不良債権』(三一書房)、『核大国化する日本』(平凡社新書)、訳書に『核の軛』(七つ森書館)など。
〇モオタシム・アワームレ(Motasem AWAMLEH/ヨルダン国会議員、保健・環境委員長)
医師、地域医療の専門家として、地域における早期診断、環境や職業による健康被害の認識向上、疾病予防を推進。バルカ県諮問委員会委員を経て、現在はヨルダン保健省顧問、健康保険局局長、ヨルダン大学講師を兼務。
〇ジャマール・ガッモー(Jamal GAMMOH/ヨルダン国会議員、エネルギー委員長)
大学では電気工学の学士号を取得。建設会社の元役員。ヨルダン技術者協会(JEA)およびヨルダン建設業協会(JCCA)会員。
〇ムナ・マハメラー(Mona MAKHAMREH/ヨルダン弁護士)
弁護士歴15年。1997年に独立し事務所を設立。人権、非暴力、小型兵器、異性間での暴力、ミレニアム開発目標などの分野で活動。核兵器廃絶国際キャンペーンほか中東地域および国際的な反核運動に参加。
【主催】
ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
【共催】
FoE Japan
JACSES(「環境・持続社会」研究センター)
JSR (アル・ジスル−日本とパレスチナを結ぶ)
JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
NINDJA(インドネシア民主化支援ネットワーク)
福島原発事故緊急会議
PARC(アジア太平洋資料センター)
(1月8日現在)
【連絡先】
【この集会に関する問い合わせ】080−3426−9415
以下、「ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉のメルマガより転載(メルマガ編集部の意向で一部改変してあります)」
ヨルダン人弁護士 ムナ・マハメラーさんメッセージ(抄)
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ヨルダンの面積の8割は、砂漠や砂漠化が進んでいる土地です。年間晴天日数の平均は300日、1日における晴天時間は約8時間です。エネルギーや飲料水のために太陽を利用するには完璧な場所だといえます。また、太陽エネルギー以外に風も利用することができます。ヨルダンはこれらを活用し、クリーン・エネルギーのプロジェクトを立ち上げることができます。
私たち世界中の市民は、変化する力を持っています。平和と安全保障を達成するために共に努力しなければなりません。武器を作っている国々や世界のエネルギー源を制圧しようとしている国々が、その野望のために私たちを燃料のように利用しないことを願っています。そして、米国が石油のために数百万人のイラク人を殺害するというようなことが再度行われないよう、また、国連やIAEAが常任理事国の利益から離れ、本来の職務を遂行することを神様に願っています。
福島の皆さん方に哀悼のメッセージを送ります。災害の苦境を経験した人々は、他の人に同じ災害が起こらないよう望んでいると、私は信じています。ですから、あなた方とヨルダンや中東の人々が抱える辛さを共有したいと思います。原発事故より大きな危険がいくつかあるからです。第一には、パレスチナやシリア、レバノンの一部を占領しているイスラエルが核兵器を利用する可能性があるにもかかわらず、米国はイスラエルに核軍縮の決定が下らないようイスラエルを守っています。第二には、イランが核兵器を利用する可能性があるということです。第三には、地震活動地域にある私の家から150kmしか離れていないイスラエルのディモナ原子炉からの放射能漏れの可能性です。…